根拠の無い自身ほど良いものは無い

『根拠の無い自身』を持っている人に会ったことが少なからずあると思います。

『どこからその自信は出てくるのか?』

『何をもとにその確信を得ているのか?』

『いったいどこからその自信は湧いてくるんだ?』

そういう方に出会ったら、もしかしたらマインド(脳と心)の使い方を知っているのかもしれません。

または事故的に行っているのかもしれません。

そういう方から学ぶ事はとても多いです。

では、根拠の無い自身とはいったい何でしょうか?

 根拠は何でできているの

根拠とは物事が存在するための理由です。

ここでいうと、自信

に見合った理由です。

「10の自信」があれば、「10以上の理由」があることを指します。

その「10以上の理由」はどこから探してくるのでしょうか?

それは、すべて過去の情報からです。

『過去にこれだけのことを成し遂げた理由から、これだけの自信がある。』
という事になります。
過去に出来たことは、同じくらいのことは次も出来るという事です。

そうなのです。すべて過去の情報をもとに根拠を立証します。

『現実に出来た』という現実が欲しいのです。

そこで「根拠の無い自身」を持った人に、現実の立証を求めるのです。

ここでポイントになるのは「現実」の定義です。

 現実ってなに

現実は「いま目の前に事実として現れている事柄や状態」になります。

あたりまえのことです。

しかし、何を持って目の前に現れていると人は確認するのでしょうか。

それは『五感』です。

見える(視覚)
聞こえる(聴覚)
触れる(触覚)
匂う(嗅覚)
味がする(味覚)

この情報を脳が捉えることによって、現実と判断します。

この五感と共に伝わるのは何でしょうか。

それは『臨場感』です。
実はこの臨場感こそが現実なのです。

当たり前と思うかもしれませんが、こういう場合はどうでしょう。

たとえばケース1  【映画館で恐竜に追いかけまわされる映画を見る】

映画館なので、ポップコーンとコーラを片手にいすに座っています。

しかし、ポップコーンを持っていることも忘れるくらい映画にのめりこみ
ハラハラ、ドキドキしています。
目の前の扉から恐竜が飛び出てくる恐怖を感じています。
主人公の目線がスクリーンに映し出され、後ろを振り向く恐怖感はまさにそこにいるように感じています。

視覚、聴覚を使って臨場感が湧いています。
手に汗握り、心拍数も上がり、からだの筋肉も緊張しています。
恒常性機能が動かされてしまっています。

もう一度いいます。ポップコーン片手に座っているだけです。

現実はどちらでしょうか?


 たとえばケース2 寝ている間にバンジージャンプを飛ぶ

なかなかない事でしょうが、こういった例はどうでしょうか。

あなたが夜熟睡している間に、こっそりと連れて行かれます。
そこは橋の上から飛ぶバンジージャンプです。

あなたは熟睡しながら気づかぬうちにバンジーします。

そしてまたこっそりお家に連れて行き、朝まで寝ています。
一回も起きることはありませんでした。

あなたに、起きてからバンジージャンプを飛んだと説明しますがまったく信じてもらえません。

はたして現実にバンジージャンプをしたのでしょうか?

 現実かどうかは『脳』が決める

この2つのお話しを説明すると。

その時点では、恐竜に追いかけまわされたのが現実です。
その時点では、バンジージャンプはしていないのが現実です。

ここでポイントになるのが『臨場感』です。

脳は臨場感をともなって現実と捉えるのです。

言い変えれば、その人にとっての現実は臨場感があったかどうかなのです。

臨場感を強くもっている恐竜にはまさに追いかけまわされたのです。
臨場感の無いバンジージャンプは現実は寝ていたのです。


 意図的に『現実』を作る方法

実際におこった過去の出来事ではなくても、行っていると想定したイメージに強烈な臨場感をつけると『脳』は現実と捉えるのです。

この作り出した現実は、冒頭のまわりから見たらやったことが無いように見える為に
「根拠の無い自信」はどっからくるんだ?
の答えになります。

 自信に対して目標を決める、目標に対して達成・結果が決まる

ほとんどの方が目標を設定する時に、「出来そうな事」や「伸びしろを足してこれくらい」
という自信を基準に考えることが多いです。

そして目標に見合った達成・結果がついてきます。

過去の情報を現実と捉える人の目標は必然的に絞られます。
臨場感が現実だと知っている人は、目標を無限に拡げられます。

目標をあげてもやり方がわからないよ

目標が自信によって上げられて、自信は根拠によって上げられて、
根拠は現実によって作られて、現実は臨場感によって作られる。

ここまでわかって目標を高くしたけど、どうやってやれば良いか分からないよ。
というようになり、また目標を下げ出来そうなことを前提にしてしまいそうです。

 目標を達成する方法は探すのではなく、見えるようにする

目標を達成するための方法は分かりません。が、当然です。

行ったことが無いので、自身の過去の情報をどれだけ探しても見つかりません。
が、当然です。


でも、「方法が無いのではないのです」

正確には「方法は有るけど見えないのです。」

本人の
マインド(脳と心)の使い方から、方法が見えないのです。

目の前にある方法に価値があることに気付かないのです。

重要だと脳が知覚できないのです。

目の前の方法と目標に関係があることに気が付けないのです。


あなたがこのページの文章を読んでいる間に、何回 マウスをコロコロしましたか?

あなたがこのページの文章を読んでいる間に、何回 画面を指で操作しましたか?


そんなの数えていないのが当然なのです。
余程でない限り、マウスのコロコロ回数も画面の操作回数も数えません。

しかし、もし回数を数える意識調査のような仕事を行っていたら、あなたは数えたはずです。

でもその仕事をしていなければ、
回数を数える設定を脳にしないのです。


方法を見えるようにする設定をしないと、価値ある方法はいつまでも見えないのです。